(7) ミラー2のTh-x軸の設定
(2)ID Gapの設定
①I0のカウントが最大になるよう、ID Gapを調整する。
②ID Gapの参考値は下記のHP参照。
物質系放射光利用システム開発ユニットHP
→BL関連
→挿入光源磁場データ_BL19LXU(SPring-8 挿入光源グループ)
(3)⊿θ1の調整
①I0のカウントが最大になるように⊿θ1を調整する。
(7)ミラー2のTh-x軸の設定
①EH1の真空パスを上げると、イオンチャンバーにビームが入らないことがある。この場合、ミラー2のTh-x軸を0.01mradずつ変化させるとよい。
(1)モノクロメータの設定
①以下の項目について、変更前の初期値を実験ノートに記入。
ミラー1(tci_mv_1):x軸、Z軸、Th-x軸、Th-z軸、Bend
ミラー2(tci_mv_2):x軸、Z軸、Th-x軸、Th-z軸、Bend
分光器
⊿θ1
ID Gap
②TCミラーの退避。
ミラー1:Th-x軸→0mrad、Z軸→-2mm
ミラー1:Th-x軸→0mrad、Z軸→8mm
③モノクロメータの変更。
使用するエネルギーを入力→Enterキー。
単位は画面上の単位をクリックすることでÅ、keV、deg.に変更可能。
(4)TCミラーの半割
①EH3にイオンチャンバー(I1)を設置。
②イオンチャンバーの電圧がプラトー領域であることを確認。
③ミラー1の半割。
ミラー1がX線に対して平行になるように調整。
z軸→最大カウント数の1/2
Th-x→最大カウント数
z軸(2回目)→最大カウント数の1/2
④ミラー1の退避(z軸のみ)。
⑤ミラー2の半割。
ミラー1の半割と同様に調整。
⑥ミラー1のZ軸を戻す。
(5)ミラー1、ミラー2のTh-x軸の設定
①ミラー1と2のTh-x軸を回転させて、1次光のみ反射するように調整。下記のホームページ参照。
②物質系放射光利用システム開発ユニットHP
→Center for X-Ray Optics(CXRO)
→X-Ray Interactions With Matter
→X-Ray reflectivity of a thick mirror
入力項目:Chemical Formula→Pt 、Scan(Photon Energy)、
At fixed→0.38(8keVの場合)
(6)ミラー2のZ軸の設定
①Th-x軸を上げたので、EH1の真空パスを上げる。
②0.38°(6.63mrad)の場合、
tan(0.38×2)×1.15(m)=15.3mm真空パスを上れば良い。