顕微分光装置利用にあたって(BL26B2)
- CCDカメラのカメラ長の最短距離は145mmです。
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- BSS起動時の注意
- BSS制御PC、デスクトップ上にある “ BSS ” アイコンをクリックしてください。
SPACEを使用するかしないかを選択するダイアログが起動します。
顕微分光装置設置時は、“No“を選択してください。

- 次に、BSSは必要な機器に対して初期化を行います。アテネータ(Attenuator)の回転軸、試料用ゴニオの回転、並進軸のイニシャライズをします。
その際、以下のようなダイアログが現れます。

- これは、ゴニオメータのイニシャライズをする際に試料がマウントされていると、軸の動きに伴って吹き付け低温装置の気流からはみ出てしまうため、
注意を喚起するためのダイアログです。結晶がマウントされていない場合は、OKボタンを押してイニシャライズを行ってください。
結晶がマウントされている場合は、Cancelボタンを押してください。
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- スペクトル測定ソフトウェア
- スペクトル測定は実験ハッチ内PCのOOIBase32で行います。
ソフトウェアのマニュアルはhttp://www.oceanoptics.com/technical/ooibase32.pdfにあります。
分光器はOceanOptics社製USB2000(http://www.optosirius.co.jp/OceanOptics/products/usb2000.html)です。
実験ハッチ内PCのデスクトップ上の
をクリックしてOOIBase32を起動してください。測定波長範囲は400nm~800nm、露光時間は3msec~65secです。
データの保存は、/isilonへ行ってください。
- デスクトップの
をクリックしてください。
ダイアログが現れます。

- 各自のユーザー名(実験時のBSS PCへのログインアカウント)とパスワードを入力してください。(理研ユーザーは"rkenbl")
- /isilonにある、アカウント名のホームディレクトリにアクセス可能となり、測定データの保存が可能になります。
- 保存は、Dark, Reference, Sampleそれぞれについて行ってください。
- 終了後、ログアウトしてください。
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- ハッチ外からの遠隔操作
- 机上の切替器で、”SPECTROSCOPY”を選択してください。

- 実験ハッチ内のPCが、コンソール延長器によって操作できます。