ビームをロストした場合(3rd) 【2005.12.14更新】


1.ビームを探す

トラブルシューティングの操作をしても見つからない場合は、以下の手順で操作して下さい。
(可能であれば GAP1=16.2mm にして下さい)

  1. "Trichro"で波長を 1.0Å に"Set"します。
  2. bl45pxlを使います。
  3. "3rd_Tune.vi"を立ち上げます。
  4. ここで、L3、T31のパルス値をユーザーログノートに記録します。
  5. L3を選択、ABS (Absolute:絶対値)を選択し、下表の値にセットします。
    同様に T31 をセットします。
    このとき、値を間違わないよう注意して下さい!!

    * 波長は1.0Å
      3rd
    L3 156238
    T31 419590
    T32 585882
    P31 -5215

    [051214更新]
    数値は随時更新しています!!
    (最新の情報はログノートを参照してください)

ビームは見つかりましたか?
・見つかった or IC#0に反応がわずかにある → 「2."bl45px_mono"」へ
・IC#0に反応がない →  以下

  1. ハッチ操作盤のタッチパネルで SMb05 を入れます。
    SMb05を選択 → "IN"を選択 → "Enter"を選択
  2. モニタのチャンネルを"SM5"にします。
  3. REL (Relative:相対値)ボタンをチェックし、モニタを見ながら
    T31を -10 送ります。
  4. 強度が強くなる(光が明るくなる)ようなら、さらに -10 送ります。
  5. 行き過ぎたら +1 送り、最も明るくなるところを探します
  6. P31についても 3〜5 の操作を行います。
  7. ハッチ操作盤のタッチパネルで SMb05 を外します。
    SMb05を選択 → "OUT"を選択 → "Enter"を選択
  8. 次に SMb06 を入れ、 2〜7 の操作を行います。
  9. 次に SMb07 を入れ、 2〜7 の操作を行います。

ここまでの操作で、IC#0、IC#1に有る程度の光が来ているはずです。
光が無いようなら、SMb05〜SMb07 が外れていることを確認してください。

"3rd_Tune.vi"を終了します。

2."bl45px_mono"

  1. "bl45px_mono"で"Get All Position"をクリックします。
    各軸の現在のパルスを取得します。
  2. "Trichro"を再起動します。
  3. 1.0Åで"set"します。
  4. 目的の波長で"set"します。

以上で操作完了です。
光は出ましたか?